本ブログ記事は、2022年4月4日に米国で公開されたBlackBerryのブログ記事の抄訳版です。原文はこちらからご覧頂けます。
BlackBerry は米国のセキュリティ強化に向けた官民連携活動に尽力しています。その一環で、このたび Joint Cyber Defense Collaborative(JCDC)に加盟したことをご報告します。JCDC は米国のサイバー防衛機関である Cybersecurity and Infrastructure Security Agency(CISA)が主導する組織です。
バイデン大統領による サイバーセキュリティに関する大統領令(2021 年 5 月)。先日公開されたホワイトハウスのサイバーセキュリティファクトシート (2022 年 3 月 21 日)。サイバー攻撃のリスクと影響を軽減すべく先手を打って米国の能力を高める手段を開発する JCDC の取り組み。BlackBerry の予防ファーストかつ AI 主導のサイバーセキュリティアプローチは、こうした取り組みに合致するものです。JCDC はパートナー(連邦・州政府、地方政府、部族政府、海外領土、および民間部門)をまとめ、サイバー防御アクションを一本化することで、今後サイバーインシデントが拡大するリスクを引き下げます。
共同の計画、準備、情報共有を通じて米国のサイバーセキュリティ防御を強化するため、BlackBerry は独自の幅広い能力と専門知識を重要な共同事業に提供してまいります。
共に課題に立ち向かう
デジタル化が進んだ現代社会では、米国の社会インフラと国家重要機能(NCF)に対するサイバー攻撃のリスクがかつてなく高まっています。例として、物流、電気通信、医療、エネルギー、金融サービス、食料と水の供給などの分野が挙げられます。そのため、JCDC のような業界一丸となった官民連携のパートナーシップは極めて重要であり、弊社の人材を優先的に提供しています。
取り組みの中で、弊社はエンドツーエンドのAI 主導型サイバーセキュリティと IoT に関する多分野での専門的な知見に加えて、ミッションクリティカルな環境向けに安全認証取得済みのセキュアな組み込みシステムを長年構築してきた経験を活用します。米国の社会インフラ、政府機関、サプライチェーン、ビジネス、国民を守るべく、CISA や JCDC パートナーと協力して取り組みを進めていきます。
JCDC の任務は「官民協力によるサイバー防御計画、サイバーセキュリティ情報の統合と分析、サイバー防御ガイダンスの目的意識を持った発信を主導することで、国家重要機能のサイバーリスクを低減する」ことにあります。この重要な任務は、「場所を問わずインテリジェントなセキュリティを提供することで、前向きな変化をもたらし、イノベーションを支援する」という BlackBerry の使命とも一致するものです。
弊社は JCDC の一員として協力の機会を歓迎し、米国の経済、社会、競争力を支える公企業、私企業、業界のセキュリティ強化に取り組んでまいります。
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