BlackBerry ThreatVector ブログ
お客様の声:BlackBerry、Gartner® Peer Insights™ のエンドポイント保護プラットフォーム部門で 2024 年の「Customers' Choice」に選出
ランサムウェアの最新情報:2024 年のランサムウェア攻撃の状況
進化するサイバーセキュリティ環境において、ランサムウェアは依然、世界中の組織にとって最大の脅威の 1 つです。 BlackBerry のサイバーセキュリティサービスチームのデータから、ランサムウェアへの対応は、組織がインシデントレスポンスの支援を同社に求める理由の中でも非常に多いことが明らかになっています。
また、ランサムウェア攻撃について、BlackBerry の脅威リサーチ&インテリジェンスチームは、頻度が増加しているだけでなく、さらに巧妙化していると報告しています。こうしたサイバー攻撃の脅威の増大を裏付けるように、本年は多数のランサムウェアによるインシデントが高い注目を浴びました。
このブログでは、ランサムウェア攻撃の現状とさまざまな分野(特に医療)への影響、現在の主要なランサムウェアグループについて考察します。
Microsoft Defender と CylanceENDPOINT との比較
Tolly Group のエグゼクティブサマリーでは、エンドポイントの保護プランを評価する上で組織が知っておくべきことが強調されています。
「エンドポイントセキュリティは不可欠だが、一部のソリューションではシステムリソースの使用量の面において隠れた代償を払うことになるかもしれない。コンピューティングシステム(物理、仮想の両方)が絶えず高性能化する一方、新しいものであろうと、アップデートされたものであろうと、アプリケーションはこれまで以上にシステムリソースを必要とするようになっている。BlackBerry は、システムリソースの消費を最小限に抑えながら、オフライン環境でも優れたエンドポイント保護を提供することを重視している」
これらの調査結果は、CylanceENDPOINT が Microsoft Defender よりも最大 18% 多くのマルウェアを約 2 倍の速度でブロックすることができ、システムリソースの使用量は 20 分の 1 に抑えられる、という事実によって裏付けられています。