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BlackBerry ブログ

組織が今すぐ検討すべき UEM を評価する9つの鍵となるシナリオとは?

原文のブログはこちらからご覧いただけます。

組織は今、オフィスや自宅など場所を問わず、複数のデバイスで仕事ができる新たな働き方で生産性を向上させ、コロナ禍を乗り越えようとしています。 しかし、エンドポイントを保護・管理する組織にとっては、今がまさに正念場です。

組織のセキュリティ体制の強化には統合エンドポイント管理(UEM)が欠かせませんが、先般 IDC 社から、UEM のアプローチを評価する際に組織が検討すべきユースケースのリストが公開されています。
 

UEM のユースケースとシナリオ

IDC MarketScape: Worldwide Unified Endpoint Management Software 2022 Vendor Assessment(IDC MarketScape:世界の統合エンドポイント管理ソフトウェアベンダー評価 2022 年版、文書番号 US48325122、2022 年 5 月発行)では、UEM のアプローチを評価する際に組織が検討すべきユースケースとシナリオが 9 項目挙げられています。このリストを自組織の環境におけるニーズと比較しましょう。

  1. ハイブリッドワーカー向けデバイスのサポート
  2. 顧客の成功を実現する強力な UEM 機能とロードマップ
  3. ワークスペースインテリジェンスとアナリティクス
  4. 条件付きアクセス制御とポリシー施行のトリガー
  5. 基本的なモバイルエンドポイントサポート
  6. 付随的および補完的な IT 製品、サービス、ソリューションの強力なポートフォリオ
  7. レガシーおよび最新の幅広い PC 管理サポート機能
  8. 自社所有ではないデバイスや個人の持ち込みデバイス(BYOD)のユーザーをサポートする機能
  9. 3 ~ 4 種類の主要なエンドポイントデバイス向けオペレーティングシステムへの対応

各項目の詳細については、IDC MarketScape レポートの抜粋をご覧ください。
 

UEM を取り巻く状況の変化

サイバーセキュリティの変化は著しいものです。UEM を取り巻く状況の変化について、IDC 社エンドポイント管理およびエンタープライズモビリティ部門プログラム担当副社長である Phil Hochmuth 氏は、的確なコメントを残されています。このコメントは、なぜ今、私たちは UEM のアプローチを再評価するべきなのかを教えてくれます。

「企業がパンデミックを乗り越えつつある中、エンドポイントデバイスを使用、導入、管理、保護する方法に関する新たな要件が生じています。統合エンドポイント管理はパンデミック期間を通して堅調に採用されてきましたが、現在の市場においては、組織内に複数のプラットフォームが存在する可能性があり、特定のユースケースごとにエンドポイント管理を統合することに重点が置かれています。1 種類の UEM ツールを導入してすべてを管理しようとすることは、ほとんどの導入事例でまれになりつつあります」

組織には、単一の管理コンソールで包括的なエンドポイント管理とポリシー制御を実施し、IoT(モノのインターネット)を実現できるツールが必要です。また、従業員が事実上すべてのデバイスでどこからでも仕事ができるよう、従業員の接続を維持し、保護し続けるのに十分な柔軟性とセキュリティを備えた UEM も必要です。
 

BlackBerry、IDC MarketScape でリーダーに選出

BlackBerry® は 3 年連続、IDC MarketScape において市場の「リーダー」に選出されています。私自身、弊社がこのような形で組織の環境を守る取り組みを支援できていることを誇りに思います。BlackBerry の UEM アプローチは、デバイス管理とコンプライアンスを担う UEM を防御の最前線に置きながら、弊社の Cylance® サイバーセキュリティプラットフォームと連携することで、エンドツーエンドのサイバーセキュリティ保護を実現します。

また、主要なオペレーティングシステムである Windows®、macOS®、iOS®、Android™ のほか、組込みデバイスにも対応しています。

BlackBerry® UEM プラットフォームが IDC MarketScape でどのように評価されているのか、「世界の UEM ベンダー評価」レポートからの抜粋を以下にご紹介します。

「規制遵守や特別な認定が重要な要件となる高セキュリティのユースケースやシナリオ、特に BlackBerry のセキュアな生産性アプリが利用できる個人の持ち込みデバイス(BYOD)を導入する場合には、BlackBerry の採用を検討すべきである。また、BlackBerry のエンドポイントセキュリティおよび脅威検知製品に関し、ベンダー統合や製品統合が見込める場合、BlackBerry UEM の採用を検討すべきである。そのほか、モバイルデータの保護とセキュリティに関する BlackBerry の機能は、広範な BYOD の導入をサポートする上での強力な検討材料となるであろう」
 

UEM についてさらに詳しく

組織のエンドポイント管理を統合するために UEM のアプローチやユースケースを検討している場合は、IDC MarketScape のレポートを確認し、市場の動向や、組織が今まさに必要としている機能を把握することをおすすめします。

改めましてBlackBerry のチームを代表して、統合エンドポイント管理を弊社に託してくださっている世界中のお客様に感謝いたします。また、BlackBerry が 2022 年の「世界の UEM ソフトウェア」分野のリーダーに選出されたことを大変光栄に思います。
 

・お問い合わせ:https://www.blackberry.com/ja/jp/forms/enterprise/contact-us

・サイバーセキュリティチームによるコンサルティング: https://www.blackberry.com/ja/jp/services/blackberry-cybersecurity-consulting/overview

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Nathan Jenniges

About Nathan Jenniges

Nathan Jennigesは、BlackBerryのサイバーセキュリティ製品 戦略担当 バイス・プレジデントです。