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BlackBerry ブログ

BlackBerry とともに日常を保護する~IPベースのビデオ監視システムGenetec™ 社がBlackBerryを採用した理由~

原文のブログはこちらからご覧いただけます。
 

サイバーセキュリティと物理的セキュリティの間には、多くの重複が存在します。

両者はいずれも、事前対応的かつインテリジェントに適用された場合に最も効果を発揮します。また、レガシーシステムの合理化と統合から大きな恩恵を受けます。そして、特に両者の境界線が曖昧になっている今日の状況においては、それぞれがますます重要な存在となっています。

世界 159 か国の 42,000 を超える顧客に物理的なセキュリティシステムとソリューションを提供している Genetec™ 社の視点から見ると、サイバーセキュリティと物理的セキュリティは究極的には表裏一体の関係にあります。

Genetec 社のビデオアプライアンスグループ上級プロダクトグループマネージャーである David Grey 氏は、次のように述べています。
「物理的セキュリティ市場におけるサイバーセキュリティは、当社がこれまで常に推進し、関心を寄せてきた分野です。当社が開発するビデオアプライアンスは、元々はソフトウェアの配信メカニズムとして始まったものですが、今ではサイバーセキュリティの配信メカニズムとなっています。」

IP ベースのビデオ監視システムを開発するエンジニア集団が 1997 年に設立した Genetec 社は、モントリオールに本拠を置き、IP ベースの物理的セキュリティ、ビデオ管理、アクセス制御、物理的セキュリティアプライアンス、自動ナンバープレート認識(ALPR)の分野で世界的なリーダーとなっています。その顧客基盤は事実上あらゆる産業と分野にまたがり、そこにはいくつかの主要都市や世界最大規模の空港も含まれています。さまざまな点で、Genetec 社の継続的な成功は同社のセキュリティに対する総合的なアプローチに起因しています。

Genetec 社のビデオアプライアンスグループ上級プロダクトマーケティングマネージャーである Laurent Villeneuve 氏は、次のように述べています。
「当社の信条は、サイバー機能を設計によって、そしてデフォルトで提供することです。それゆえ、自社のシステムを保護するために、サイバーおよびプライバシー関連の新たな機能セットとツールを継続的に追加しているのです。当社はサイバーセキュリティにアプローチする上で、常に遠い先を見越して行動してきました。」

Genetec 社が製品アーキテクチャの核となる構成要素として CylancePROTECT® を採用するに至ったのは、まさにこのアプローチによるものでした。エンドポイント保護ソリューションである CylancePROTECT は、2017 年に Genetec 社のハードニング(堅牢化)済みビデオアプライアンス「Genetec Streamvault™」の一部として展開された際には、すでに同社の体系的なセキュリティ戦略に欠かせない要素となっていたのです。  

Genetec 社は CylancePROTECT と第 7 世代 の AI ベースのエンドポイント保護を活用し、顧客にさまざまな成果をもたらしてきました。たとえば、コロナ禍の最中、同社は大手メーカー向けに健康監視ステーションを納入しています。そのメーカーが後に大規模な侵害に見舞われた際、CylancePROTECT で保護されたこれらのステーションは、侵害の影響を受けなかった唯一のハードウェアとなっていました。このインシデントで Genetec 社のプラットフォームの有効性を目の当たりにした同メーカーは、すべての物理的セキュリティシステムの全社的なアップグレードに踏み切っています。

Villeneuve 氏はまた、次のようにも語っています。
「CylancePROTECT は市場をリードするソリューションの 1 つであり続けています。当社としては、必要な機能を提供してくれるだけでなく、軽量であるというのも好ましい点です。CPU サイクルを犠牲にすることなく保護とパフォーマンスを両立できるため、サイバーセキュリティの目標達成に大いに役立っています。予測機能がオンラインとオフラインを問わず動作する点も高く評価しています。おかげで、サーバーに接続されていない場合でもハイレベルな保護を提供できています。運用も非常に簡単で、手間がかからず、摩擦も生みません。これはまさに当社が理想とする運用形態です。」

物理的セキュリティとサイバーセキュリティの境界線がこれほど不明確な時代はかつてなかったでしょう。世界がデジタルトランスフォーメーションと IoT(モノのインターネット)の道を突き進むにつれ、この境界線はさらに曖昧さを増していくと思われます。しかし Genetec 社は、このような事態に対する十分な準備と協力体制を確立できていると感じています。  

Grey 氏は次のように結論づけます。
「現代のサイバーセキュリティにおいては、クラウドやデータセンターだけに頼ることはできません。エッジに至るまでの全体で優れたセキュリティが必要とされ、エッジ IoT デバイスであれクラウドソリューションであれ、同水準のセキュリティが求められているのです。これを実現する上で、BlackBerry のようなプロバイダーは極めて重要な存在となるでしょう。」

ケーススタディの全文はこちらでご覧いただけます。
 

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Steve Kovsky

About Steve Kovsky

Steve Kovsky は BlackBerry の Editorial Director です。