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去る 2 月に、パキスタンのカラチで毎年恒例の国際海洋博覧会・会議に参加した海事業界のリーダーたちは、情報が得られる見込みを持ち、いくばくかの楽しみも期待していました。しかしまさかスピアフィッシングの被害に遭うとは、予想もしていなかったのです。
スピアフィッシングキャンペーンの基本は魅力的な擬似餌で無防備なユーザーを狙うことであり、News Penguin はパキスタン海軍や海事コミュニティにわなを仕掛け、偵察活動にまんまと成功しました。このNews Penguin のように、 BlackBerry の Research & Intelligence チームが新たに発見したものを含む、最近の悪意あるキャンペーンに関する詳細な解析結果が、最新のグローバル脅威インテリジェンスレポートとして公開されました。
BlackBerry LIVE の最近の配信では、BlackBerry の Threat Research & Intelligence 担当バイスプレジデントである Ismael Valenzuela が、レポートの対象期間である 2022 年 12 月から 2023 年 2 月までの事例について、詳しい考察を述べています。レポートの執筆者 3 名もゲストとして参加しました。BlackBerry サイバー脅威インテリジェンス担当シニアディレクターの Dmitry Bestuzhevと、脅威リサーチャーのPratima LoharおよびJose Luis です。この 顔ぶれが、CylanceENDPOINT が追跡およびブロックした 150 万件を超える攻撃から得られた洞察について意見を交わしました。