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BlackBerry ThreatVector ブログ

BlackBerryの変革の旅と、スマートフォンから受け継いだもの

Cyber SecurityやIOTのリーダーとして

本ブログ記事は、2022年1月4日に米国で公開されたBlackBerryのブログ記事の抄訳版です。原文はこちらからご覧頂けます。

 

私たちの多くにとって、1月4日はひとつの時代の終わりであると同時に、新しい時代の幕開けになりました。

私は、BlackBerry® 端末を初めて手にしたときのことを鮮明に覚えています。その見栄え。手触り。仕事や家族、社会とつながっているという感覚。硬くて黒い、単なるプラスチック製の物体だとは思えませんでした。これは通過儀礼でもあったのです。その端末は私がそれまで積み上げてきたもの、すなわち、所属組織に対する私の重要性を示していただけでなく、知識と意見に信頼を置かれた価値ある専門家としての私の地位も示していました。それは私がデスクから離れているときでさえも同様でした。

これは私に限ったことではありません。何百万人もの人々が、この初期の先駆的な端末とともによく似た経験をしているのです。モバイルおよび携帯電話端末の市場が拡大し始めた当初から、BlackBerry は市販される中で最も高度で、最もユーザーフレンドリー、かつ最も安全な設計を目指した端末で市場を常にリードしてきました。BlackBerry 端末は今や多くの人の心の一角を占めており、それがなくなってしまうのはとても残念なことです。

弊社は BlackBerry 端末の製造を数年前に停止していますが、今もお客様から熱烈にご支持いただけていることを誇りに思います。お客様への忠誠心から、弊社は長い間 BlackBerry サービスの廃止を控えてきました。

その時代がついに終わりを迎えることをお伝えすることとなり、たいへん複雑な思いです。BlackBerry は2022年1月4日をもって、20 年以上前のレガシーソフトウェアおよび携帯電話用オペレーティングシステムで使用されるインフラストラクチャとサービスを廃止いたしました。* BlackBerry 端末に関する今回の廃止についての詳細は、こちらをご覧ください。

 

終わりは始まりに過ぎません

冒頭で、同時に新しい時代の幕開けでもあると述べました。この画期的な BlackBerry 端末から多くの人が連想する独立性、モビリティ、セキュリティ、プライバシーは、弊社をここまで導いてきた発明とイノベーションの精神と同様に、今なお力強く生き続けています。

BlackBerry は、世界を変えたモバイルワークフォースとメッセージング技術の大変革を先導してきました。世界をより良くするという弊社の使命の壮大さは、今も変わっていません。5 年前、BlackBerry はソフトウェア会社として再編し、人々が使用するすべてのデバイスとシステムの安全性およびセキュリティ確保に向けた実現技術の提供に 100% 注力できるようになりました。弊社はサイバーセキュリティ、暗号化された音声およびデジタル通信自動車の安全技術、そして医療、産業、航空電子などの業界に向けた無数のコネクテッド/IoT (モノのインターネット) システムおよびデバイスの各分野で、リーダーとしての地位を確立すべく投資と発明を続けてきました。そのすべてに共通するのはインテリジェントなセキュリティです。

現在、弊社は脅威環境の 96% を保護し、2021 年だけで 1 億 6,500 万件のサイバー攻撃を未然に防御しています。また、5 億台を超えるモバイル、デスクトップ、および IoT のエンドポイントデバイスを安全に接続しています。安全認証取得済みのソフトウェアは、電気自動車 (EV) メーカー上位 25 社のうち 24 社の車両を含む 1 億 9,500 万台を超える車両で採用されています。弊社は新たな機能とイノベーションをもって新市場を開拓し続けており、これには昨年取得した 2,000 件の特許も含まれます。

おそらく現在、弊社は携帯電話会社だったころよりも人々の生活に身近な存在になっていますが、このことは気づかれてさえいないかもしれません。しかし、これは好ましいことです。

過去を手放すことは、たとえ明るい未来が待っているとしても常にほろ苦いものです。BlackBerry はその明るい未来の実現に向け、人工知能 (AI) および機械学習、安全認証取得済みのリアルタイムオペレーティングシステム重大イベント管理、セキュア通信などの業界をリードするテクノロジーで、世界の緊急課題の解決に尽力します。また、こうした機能のポートフォリオを日々拡充して応用することにより、さらに多くのお客様がより安心で、よりスマートで、限りなく安全な生活とビジネスを実現できるよう支援します。

この場をお借りして、この旅の始まりから現在まで弊社を支えてくださっているお客様とパートナーの皆様に感謝申し上げます。皆様は弊社のストーリーに欠かせない存在であり、また弊社は皆様のストーリーの一端を担えたことを誇りに思います。あらゆる場所でインテリジェントなセキュリティを提供するために BlackBerry がどのようにイノベーションを続けているのか、ぜひ弊社ホームページ(日本語ページはこちら)で詳細をご覧ください。

* Android™ OS を搭載した BlackBerry 端末は、BlackBerry が提供するメールアドレス宛てのメールをリダイレクトして受信している場合と、Enhanced Sim Based License (ESBL) または Identity Based License (IBL) が割り当てられている場合を除き、インフラストラクチャサービスのサポート終了 (EOL) の影響を受けません。詳しくはよくあるご質問 (FAQ) をご覧ください。
 

 

・お問い合わせ:https://www.blackberry.com/ja/jp/forms/enterprise/contact-us

・イベント/セミナー情報:https://www.blackberry.com/ja/jp/events/jp-events-tradeshows

・BlackBerry Japan:https://www.blackberry.com/ja/jp

John Chen

About John Chen

John Chen は、BlackBerry Limited の会長兼最高経営責任者として、ビジョンと目標の定義、戦略の設定、企業目標に沿ったチームの業務遂行の責任を担っています。2013 年 11 月に任命されて以来、ハードウェアの象徴的存在からソフトウェアのリーダーへと戦略を変更し、BlackBerry を率いています。現在、企業向けサイバーセキュリティと組み込みソフトウェアの成長を原動力とし、モバイルセキュリティでのブランド力と蓄積された知見を活用し、数十億の接続デバイスと巨大な可能性を秘めた市場を持つ新たなカテゴリー、モノのエンタープライズ (EoT) を強化する準備が整っています。

John Chen は、40 年以上のエンジニアリングとマネジメントの経験、ターンアラウンド(事業再生)の実績、テクノロジー産業だけでなく他の産業からも優れたリーダーとして認められた高い評価を買われて、BlackBerry に招かれました。BlackBerry に入社する前は、Sybase 社の会長兼最高経営責任者として同社を再建し、55 四半期連続で収益を高め、15 年間の在職期間中に株主利益を最大化しました。

政策に強い関心を持つ世界的なビジネスリーダーでもあり、米中貿易関係について議会で証言し、当時のジョージ・W・ブッシュ米国大統領から輸出評議会の委員に任命されました。2006 年には、Secure Borders and Open Doors 諮問委員会の共同議長に任命されました。さらに、戦略国際問題研究所 (CSIS) の米中政策諮問円卓会議の議長、2012 年から 2018 年まで米中関係全国委員会の理事、1997 年から百人委員会の委員、2009 年から 2011 年まで同委員会の議長を務めています。

ブラウン大学を極めて優秀な成績で卒業し、同大学で電気工学の学士号を、カリフォルニア工科大学 (Caltech) で電気工学の修士号を取得しました。上海大学の名誉教授であり、サンノゼ州立大学、香港城市大学、香港科学技術大学から名誉博士の称号を授与されています。米国・アジア研究所、米中政策財団、カリフォルニア・アジアビジネス協議会、米国・アジア系アメリカ人商工会議所教育財団から数多くの賞を受賞しています。

ウォルト・ディズニー・カンパニー (2004 ~ 2019 年)、ウェルズ・ファーゴ (2006 ~ 2018 年) で取締役を務めました。また、非営利団体でも活動しており、カリフォルニア工科大学の役員、米中関係全国委員会の委員、外交問題評議会 (CFR) の委員、ザ・ファースト・ティの全国評議員、サンフランシスコ交響楽団の理事を務めています。