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BlackBerry ブログ

Forrester 社の調査により、CylanceGUARD が持つ 7 つの主要な経済的利点が明らかに

原文のブログはこちらからご覧いただけます。

サイバーセキュリティの新たなスイートスポットは、CISO と CFO のどちらもが同意できるマネージドサービスです。最近の調査で、BlackBerry® の MDR (マネージド検知/対処)サービスである CylanceGUARD® が、このスイートスポットを捉えていることが示されました。

BlackBerry が委託して最近行われた Forrester Consulting の Total Economic Impact™ (TEI)調査において、BlackBerry のお客様の ROI (投資利益率)を算出したところ、CylanceGUARD が SOC (セキュリティオペレーションセンター)チームに 293% の ROI という驚くべき収益効果をもたらすことが明らかになりました。

ここでは、MDR の主な利点と、Forrester 社が明らかにした CylanceGUARD の強みを探っていきます。

ほとんどの組織が MDR を必要としている

Forrester 社は、防御力を高めるためには、ほとんどの組織が社内のセキュリティ人材を強化・補完する MDR サービスを必要としていると指摘します。この社内セキュリティチームの延長として機能するのが MDR プロバイダです。

MDR サービスには、侵害の阻止と関連コストの削減から、セキュリティ立ち上げ費用の低減、24 時間 365 日の保護、攻撃対象領域の可視性向上、お客様やパートナーの信頼強化まで、さまざまな利点があります。

CylanceGUARD の 7 つの主な利点

Forrester Consulting の TEI 調査では、CylanceGUARD の現在のお客様にインタビューを行い、そのグループに基づいてモデル企業を作りました。このモデル企業は、3,000 人の従業員を擁する、年間収益 1 億ドル以上の B2B 企業です。調査の結果、次の 7 つの主な利点が明らかになりました。

  1. CylanceGUARD により、社内のセキュリティ運用の必要性が 90% 削減されました。この大幅な削減は、従来の AV (アンチウイルス)ソリューションと比較して、BlackBerry の MDR サービスがすべてのエンドポイントを保護し、攻撃チェーンのより早い段階で脅威を検知できることに起因しています。
  2. CylanceGUARD により、新しい資産を 90% 迅速に保護できるようになりました。たとえば大規模な資産の保護について比較した場合、従来の MDR では微調整に最大 10 か月を費やしていましたが、CylanceGUARD では 1 か月未満でそれらの資産を保護できることが分かりました。これにより 41 万ドルの利益が生まれます。
  3. CylanceGUARD により、従来のソリューションを廃止して人員を再配置することが可能になりました。ある金融機関のセキュリティ責任者は、Forresterによるインタビューに対し、「CylanceGUARD を導入するまでは、真のサイバーリスクに力を注ぐ時間がありませんでした。CylanceGUARD を導入したことで、脅威ハンティングやポリシーの微調整を定期的に行う余裕が生まれました」と述べています。
  4. CylanceGUARD により、規制や制度による罰金を科されずに済みました。この調査では、「CylanceGUARD を使用することで、PCI (Payment Card Industry)規制の対象となる決済データ関連のインシデントを未然に発見することができた回答者がいた」ことが明らかになりました。
  5. CylanceGUARD を使用することで、社内セキュリティスタッフを雇用する必要性が減りました。このモデル企業では、サイバーセキュリティチームとセキュリティ運用チームの採用コストとオンボーディングコストに加え、IT 人員も大幅に削減できました。
  6. このモデル企業に、ライセンスと MDR のコストに基づく大きな ROI がもたらされました。代表インタビューと財務分析から、CylanceGUARD を 24 時間 365 日のレベルで 3 年間使用するには 73.8 万ドルの投資が必要となるものの、社内 SOC を同じレベルで運用するコストに比べれば、290 万ドルの節約になることが分かりました。
  7. オンボーディングとトレーニングのコスト削減が、CylanceGUARD チームを社内チームの延長として利用することで可能になりました。

Forrester 社は、上記に加え、調査の結果を次のようにまとめています。

「インタビュー回答者は、CylanceGUARD を使用する前は社内人材に大きく依存し、過度な負担をかけていたと述べていました。そのためセキュリティチームは、セキュリティイベントの特定と修復を次々に行う必要があり、攻撃者に対し先手を打って対処し続けるための時間はほとんどありませんでした。攻撃者との戦いが常態化し、大規模な侵害に対処する余裕はほぼ皆無でした」

「CylanceGUARD に投資した後では、インシデントの大部分に対処できるようになり、社内チームは脅威ハンティングと組織のセキュリティ体制改善に集中できるようになりました」

Forrester TEI と CylanceGUARD について

CylanceGUARD は、BlackBerry の世界水準のアナリスト群によって運用されており、このアナリストたちが社内 SOC チームの延長として機能します。CylanceGUARD のサブスクリプションには、BlackBerry 独自の先駆的な AI の上に構築された CylanceENDPOINT ソリューションが含まれています。CylanceGUARD は、Cybersecurity Excellence Awards を複数の部門で受賞し、実世界の敵対者を模したシナリオで 他の49 もの SOC チームを退け、SOC X Championship で優勝しています。

BlackBerry CylanceGUARD の ROI に関するインフォグラフィックをご覧ください。

この Forrester Consulting の Total Economic Impact™ (TEI)調査は、CylanceGUARD が読者の組織に与える可能性のある財務的影響評価のための、枠組みの提供を目的としています。
 
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Nathan Jenniges

About Nathan Jenniges

Nathan Jennigesは、BlackBerryのサイバーセキュリティ製品 戦略担当 バイス・プレジデントです。