本ブログ記事は、2021年9月24日に米国で公開されたBlackBerryのブログ記事の抄訳版です。原文はこちらからご覧頂けます。
2021 年 7 月に初めて特定された BlackMatter は、RaaS(Ransomware-as-a-Service)分野に新たに登場したランサムウェアです。最近では、医療テック分野の世界的大手企業に対する侵害事例への関与が報告されています。また、多くの研究者によって、先ごろ引退したロシアのランサムウェアギャング DarkSide との類似性が指摘されています。しかし、BlackMatter の広報担当者は、DarkSide と BlackMatter のオペレーターは同じではないと断言しています。
デモ動画:BlackBerry vs. BlackMatter Malware
BlackBerry Spark UES Suite および BlackBerry Guard は今回のような攻撃を阻止することができます。
BlackBerry のお客様はどうぞご安心ください。AI 駆動の BlackBerry Spark® UES Suite と、MDR(Managed Detection & Response)ソリューションである BlackBerry® Guard は、脅威アクターによってもたらされるリスクの軽減に十分対応することができます。
- BlackBerry® Protect は、マルウェアの未然防御、アプリケーションやスクリプトの制御、メモリの保護、デバイスポリシーの適用を自動化します。
- BlackBerry® Optics は、AI を使用してセキュリティインシデントを防止することにより、脅威の予防を拡張します。真の AI によるインシデント予防、根本原因分析、スマートな脅威ハンティング、自動検知・対処の機能を備えています。
- BlackBerry® Mobile Threat Defense(MTD)ソリューションは、悪意のある高度な脅威の予防と検知を、デバイスとアプリケーションのレベルで行います。BlackBerry® Unified Endpoint Manager (UEM)のモバイルエンドポイント管理機能を高度な AI 駆動型の脅威予防と組み合わせ、ゼロトラスト環境での悪意のあるサイバー攻撃に正面から取り組みます。
- BlackBerry® Persona は、行動分析、アプリの使用状況、ネットワークとプロセスの起動パターンに基づいて、信頼を構築します。適応型リスクスコアリングによる継続的認証が可能です。
- BlackBerry Guard のお客様は、BlackMatter マルウェアによる攻撃から未然に保護されます。当社の 365 日 24 時間体制の MDR ソリューションにより、お客様は、以下のサポートを受けることができます。
- リアルタイムでの監視によるアラート
- ポリシー施行のギャップが発見されたときに適用される修正ポリシー
- 優先順位付けされた脅威ハンティング
- 急速に変化する脅威に対応する最新の脅威インテリジェンス
予防ファースト
BlackBerry では、サイバーセキュリティに対して、予防ファーストの AI 主導アプローチを採用しています。予防を第一とすることで、キルチェーンの悪用段階の前にマルウェアを無力化できます。
BlackBerry® ソリューションは、この段階でマルウェアを阻止することで、組織の回復力向上に役立ちます。また、インフラストラクチャの複雑さが削減され、セキュリティ管理が合理化されて、業務、スタッフ、エンドポイントが確実に保護されます。
BlackBerry によるサポート
BlackBerry のインシデント対応チームは、あらゆる業種のどのような規模の組織とも連携し、エンドポイントのセキュリティ体制を評価および強化し、ネットワークインフラストラクチャのセキュリティ、整合性、およびレジリエンスを積極的に維持するように支援します。
緊急のサポートが必要な場合は、当社の問い合わせフォームをご利用ください。または、電子メールでご連絡もいただけます(こちらは英語)(DLIR@blackberry.com)
BlackMatter マルウェアの詳細については、当社のブログ記事「BlackMatter RaaS」をご覧ください。
・お問い合わせ:https://www.blackberry.com/ja/jp/forms/enterprise/contact-us
・イベント/セミナー情報:https://www.blackberry.com/ja/jp/events/jp-events-tradeshows
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